13.あとがき

1999年に立ち上げた私達「福祉コミュニティ大田」も今年10周年を迎えることになりました。みんなの顔の見わたせる、小さなデイサービスを中心に介護保険三事業、障害者自立支援法に基づく事業のほか、地域活動を含め、利用者の方々や地域のご要望に応える形で衝き動かされるように、多岐に渡る事業を展開してきました。無我夢中・試行錯誤・侃々諤々の連続の10年間でした。勿論順風満帆というわけには行かず、いくつもの山や波をこえながらの年月でした。
今、「何」が必要とされ、私達はどっちの方向にどう歩いていこうとしているのか?流れるままで十分論議をつくさないまま走ってきた感もあり、私達の軌跡を振り返り、もう一度立ち止まって、来し方を「総括」し、何度でも「今」「何が」問われ、私たちが「何を大事」にし「どんな風に事業を考え」「展開していくのか」の論議をし尽くすことこそが問われていると思います。
この記念誌を作成するにあたって、今日を迎えることができたことは利用者の皆様をはじめ、本当に多くの方々に支えられてきたことを痛感しております。1人ではできない・・・みんなの力が集まってやっとこの10年があるのだと言えます。改めて、心からの感謝を申し上げると共に、今後も更なる出会い結び合いを大事にし、皆々様のご指導、ご支援をお願いする次第です。また皆様から寄せられたお心に寄り添った運営ができるよう、運営委員一同心合わせて邁進したいと存じます。

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NPO法人福祉コミュニティ大田 運営委員会
岡 禮子  加藤 順子  黒田 牧子 
鈴木 信子 舘野 せつ子 浜 洋子
古荘 恵美子
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