10.地域活動事業

地域活動事業

会員相互の助け合い事業お助けらっことは(どんな経過でつくられたのですか)
地域で高齢者の休める場所ができないとかと、話し合いをしていました。そんなところに「高齢者を社会で担う」という理念で、国の介護保険制度が作られました。地域に作りたいという夢は、直ぐに実行できませんでした。しかし、先ず、通所介護施設(デイサービス)をはじめることになりました。
しかし、地域のなかには介護保険制度で解決できる人ばかりではありません。手助けが必要な人に、年齢を問わずサポートをするためのしくみをつくる事にしました。幸い、先輩たちの団体で既に実践しているところがあったので、そこから学んでスタートしました。それが、会員相互の助け合い事業です。それは、利用者も活動者も会員になります。利用する会員は、決められた対価を払ってサービスを受け、活動する会員は少しの時間を利用者に有償ボランティアとして提供します。

(どんな活動依頼がありますか)
・独居の方の家事援助(お掃除)の要望が多いです。
・犬の散歩もありました。
・保育園に迎えに行き、親の帰宅まで待つ。
・お話し相手。
・散歩の付き添い。
・その他

(利用するための費用は)
・事前に1時間単位のチケットを購入して活動する人に渡します。
・活動者の交通費実費は利用者が支払います。

舘野 せつ子

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